ほくろは触ると大きくなるって本当?詳しく調べてみました

ほくろの知識

ほくろ大きくなった女性

はじめに

「ほくろは触ると大きくなる」という噂、聞いたことありませんか?ほくろはできている場所によっては、とても気になってしまいますよね。本当に触ると大きくなってしまうのでしょうか。ほくろは触ると本当に大きくなるのか、調べてみました。

ほくろを触ると大きくなるのかどうか

ほくろを触ると大きくなるかどうかを知るには、ほくろができる仕組みを理解する必要があります。ほくろはメラニン色素を産生する「メラノサイト」という細胞が変化した「できもの」です。いわゆるガンなどと同じ「腫瘍」ですが、ほくろの多くは良性なのでそのままにしておいても問題ありません。

生まれつきあるほくろを除き、多くのほくろはできたばかりのときは平らな形状をしています。時間が経つにつれ、ほくろは少しずつ大きくなり、盛り上がって来る場合があるのです。ほくろが大きくなるのは、ほくろのもとになっているメラノサイトが過剰にメラニン色素を作ってしまい、皮膚の一部に溜まっていくからです。

メラノサイトは、紫外線や外的な刺激、生活習慣の乱れによって活性化することがわかっています。つまり、触ることで外的な刺激が加わり、メラノサイトが活性化して色素がどんどんつくられ、結果としてほくろが大きくなる可能性があるというわけです。

メラノーマ画像

大きくなったほくろは小さく戻せない?

ほくろは、自然に取れてしまうケースが稀にあるようです。しかし、大きくなったほくろを小さく戻したり、完全に消したりすることはできないといわれています。ただし、ふくらんだほくろの色が抜けて小さく見える場合はあるようです。 

何もしていないのにほくろが目立たなくなると嬉しいですよね。しかし、気をつけなくてはいけないのが、ほくろの色が抜けたり色が変化したりする場合です。ほくろの色が変化するようなケースでは、「メラノーマ」と呼ばれる皮膚がんの1種である可能性があります。また、急にほくろが大きくなる場合も、同様にメラノーマである恐れがあります。

 もしほくろの大きさや色、形に急な変化が見られたら、すぐに皮膚科で相談してみることをおすすめします。メラノーマ以外にも、ほくろによく似た形状の皮膚がんの病変は少なくありません。一見すると普通のほくろと変わりなく見えてしまうので、違和感を感じたときは専門医師に相談してみると良いでしょう。

「ほくろが大きくなってきた」と思ったときすべきこと

前からあったほくろが大きくなったと感じたときに試して欲しいセルフチェックをご紹介します。まずは、以下の内容を確認してみましょう。

・以前より形や大きさが変化している
・ほくろの直径は6mm以上ある
12年ほどの間に、急に大きくなった
・触ると固い、または固い部分がある
・形が左右対称ではない 

以上の項目で当てはまるものが多いほど、ほくろがメラノーマである可能性が高まると考えられます。また、そのほくろが生まれつきあったものではなく、後からできたものであった場合はさらに要注意です。 

ほくろの大きさは23mmが一般的です。最初は小さかったものが、月日が経つにつれて大きくなるのも珍しいことではありません。円形や楕円形で色ムラがなく、触ると柔らかいのが普通のほくろの特徴とされています。ほくろが大きくなるのはよくあることですが、「短期間に一気に大きくなる」「6mm以上の大きさになる」というのはメラノーマの特徴としてよく知られています。 

もし体にあるほくろの中で急に大きくなったと感じるもの、徐々に大きさが変わってきたように見えるものがあったら、注意して観察してみてください。色や形、大きさの変化が著しいような場合は、ぜひ一度皮膚科を受診してみることをおすすめします。