知っていますか?ほくろとイボの違いと特徴

ほくろの知識

ほくろイボ女性

加齢と共に増えてくる「ほくろ」と「イボ」。どちらもよく目にする存在ですが、それぞれの違いをご存じですか?今回は、意外と知らないほくろとイボの違いと特徴についてご紹介します。

ほくろとイボ、それぞれの特徴と見分け方

ほくろはメラニン色素をつくる細胞が変化してできる、良性の「できもの」です。医学用語では「母斑細胞母斑(ぼはんさいぼうぼはん)」と呼ばれます。ほくろには先天的なものと後天的なものがあり、年齢を重ねるにつれて増えてくるのが特徴です。 

一方、イボは皮膚の一部が盛り上がってできた小さなできものを指します。イボは特定のものを指すというより、さまざまな皮膚病の総称として使われているのです。「イボができた」といって皮膚科に行くと、実はウイルスによって引き起こされる病変だったということがよくあります。 

イボの中で最も一般的なのが、ヒトパピローマウイルスによって引き起こされるものです。ヒトパピローマウイルスは健康な肌には感染しませんが、小さな傷があるとそこから感染し増殖することで、小さなイボがたくさんできてしまいます。色は白色や肌色、褐色などが多く、子供の肌にできるものが多いようです。一方、ほくろはメラニン色素が関係しているため、黒や茶褐色に近い色のものが多くなっています。 

ほくろにもイボにも、それぞれ多くの種類があります。同じほくろでも色や形の違うものがあり、イボとひと口にいっても原因となるウイルスによって特徴は異なるのです。一見して、一般人にはほくろとイボの見分けは難しいといえるでしょう。

イボができたとき、しない方がいいこと

肌にイボができると、どうしても気になってしまいますよね。多くの場合、イボができても自覚症状がないケースがほとんどです。しかし、「ミルメシア」という足裏にできるイボや、17歳の子供にできることが多い「伝染性軟属腫(水イボ)」はかゆみを伴うことがあります。 

イボができるとつい気になって触ってしまいがちです。特に子供の場合は、気になったりかゆかったりして、かき壊してしまうこともあります。イボの種類によっては、かき壊すと周囲の皮膚に飛び火してしまう恐れもあるため、注意が必要です。 

また、摩擦などの刺激がイボの原因になることもあります。気になって触り続けた結果、他の部分にもイボができてしまうなどの可能性もあるので、できるだけイボには触らないようにしましょう。

ほくろとイボのケア方法

ほくろとイボに共通していえるのは、紫外線や摩擦などの刺激が、新しいほくろやイボの原因になる可能性があるということです。つまり、紫外線対策をすることで、ほくろやイボが増えるのを予防できるといえます。できてしまったほくろやイボを完全に消すのは大変難しいのですが、それ以上悪化しないように、また新しいものができないようにという意味では、紫外線対策が有効なケア方法だといえるでしょう。 

また、お肌のターンオーバーを促すことも大切です。生活習慣の乱れや紫外線によるダメージ、加齢による新陳代謝の低下などが原因となって、お肌のターンオーバーが乱れることがあります。ターンオーバーが乱れると、不要なメラニン色素や角質が肌の内側にどんどん溜まってしまい、シミやイボ、ほくろの原因になるのです。

これを解消するためにも、日常生活における紫外線対策や規則正しい生活を心がけるようにしましょう。ビタミンやミネラルを多く含む食品を食べることも有効です。また、肌を清潔に保ち、適度な保湿や十分な睡眠に気を配ることも心がけましょう。それでもできてしまったほくろやイボがどうしても気になる方は、美容クリニックや医療機関で除去してもらうか、ほくろ除去クリームを試してみてはいかがでしょうか。